iPadをmacの液晶タブレットみたいに利用してみる
MacBook AirとiPad Air4を普段利用しているのですが、いつもそれぞれの端末を別々に利用していたのですが、MacBook Air上のアプリケーションをiPad Air4とApple Pencilで液晶タブレットのように操作できれば楽なのに…と考えたままずっと調べずに放置してきました。
先日、たまたま「液晶タブレットを購入するか悩んでいる」という人と話をする機会があり、iPadを液晶タブレットのように使えるか調べてみようと思い立ち調べた結果…めちゃ簡単に実現可能だったことに今更ながらに気づいてしまいました。
ということで、早速MacBook AirにインストールしているAffinity DesignerをiPad Air4とApple Pencilで操作してみましたが…やはりめちゃくちゃ便利ですね。当然、MacBook Airよりも画面サイズは小さくなってしまっているので視認性は悪くなってますけどね。とりあえずどうやって実現したかを備忘録として記載しておきます。
必要スペックなど
◯端末およびOS
・2016年以降、Catalina以上にOSはアップデートしていること
・iPad OSは13以降
・上記のOSに対応しているmacおよびiPadであること
ミラーリングを行う
1.mac側の設定から「システム設定」→「ディスプレイ」→上部にある「ディスプレイ」の➕からiPadを選択する。
2.ミラーリングをするとmacの上部メニューの右側にミラーリングされたことを示すアイコンが表示されるので、そのアイコンをクリックする。
3-1.「内蔵Retinaディスプレイをミラーリング」を選択するとmac側の画面がそのままiPadに表示されます。液晶タブレット的に使いたいとなるとこっち側の方がイメージと合う気がします。mac上で起動したアプリケーションをiPad上で操作するとmac側の画面も当然同時に動いているので、mac側を見ながらでもiPad側を見ながらでも操作できます。
3-2.「個別のディスプレイとして使用」を選択するとmac側の画面とiPad側の画面がそれぞれ別の画面として認識されます。mac側のアプリケーションをiPad側に移動させて、iPad上でmacのアプリケーションを操作する形です。macとiPadそれぞれで別アプリを操作したい時はこっちがいいと思います。
mac側のアプリケーションだけ買ってれば良かったやつ
Affinity Designerを使う時にiPadを液晶タブレット的に使いたかったのですが、ちゃんと調べてなかったのもあってmac用(デスクトップ版)とiPad用それぞれのAffinity Designerを購入して別々に利用してましたけど、この方法がわかっていればデスクトップ版だけ買っておけば十分でしたね 笑
iPad単独で作業すればいいようなものもあるのでiPad用を購入したことに後悔はないですけどね。
ただ、これからアプリを購入しようかと考えていて、macとiPad、Apple Pencilを持っている人はmac用だけ買えばいいんじゃないでしょうかね。macを立ち上げた上でiPadを使えるスペースが必要にはなるので使える場所は限られてしまいますけども。
写真編集が今後とても捗りそう
少し前にフォトブック作成を手伝ったことがあったのですが、その時はmacのタッチパッドだけだと難しいところがあったので久しぶりにマウスを接続して作業していました。ただ、これでiPad側で操作ができるということがわかったので、当然Apple Pencilを使った方が作業は捗るので今後画像編集はこの方法で作業をすると思います。
Apple Pencilが利用できるアプリについては確実にApple Pencilを利用した方が効率的になるわけなので、今後マウスよりもApple Pencilをmacの操作デバイスとして利用する機会が増えていきそうです。
マウスでの作業がめんどくさくて、iPad用Affnity Photoで簡単に作業して終了って感じでやっていて、mac用のAffinity Photoはほとんど使っていなかったのですが、これからはデスクトップ版の方もガッツリと触っていきたいと思えました。
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